ファインダーシリーズ

〔BL小説〕

タイトルは『ファインダーの蒼炎』

 

やまねあやの先生が描くBL漫画ファインダーシリーズのスピンオフ小説第2弾(著者:砂床あい先生)です!

漫画ではフリーカメラマンの高羽秋仁と、裏社会の実力者である麻見隆一とのラブストーリーが展開されていますが、今回は麻見 隆一の過去に焦点が当てられてストーリーが展開されていきます。


『ファインダーの蒼炎』はどんなお話? 

あらすじ

『ファインダーの蒼炎』 

著者:砂床あい/原作・イラスト:やまねあやの

18歳にしてこの視線……この1枚のイラストだけで只者では無いことが分かりますね(-“-)

若くしてやり手の検事・黒田慎司は高校時代に一人の転入生と出会う。 ――麻見隆一。 ほとんど学校に来ず、様々な黒い噂が囁かれる謎めいた同級生。麻見は生徒の間で畏怖と羨望の的だった。そんな麻見と、黒田はある事がきっかけで親しくなっていき…?
やまねあやの描き下ろしマンガも収録!!

(引用元:ビーボーイ

主要登場人物

麻見 隆一〈あさみ りゅういち〉:表の顔は、ホテルや高級クラブを何軒も経営する青年実業家。しかし裏の顔は、国内政財界のみならず他国の重鎮にも大きな影響力を持つ闇社会の実力者。どんな背景をもとにのし上がってきたのか、また出自なども一切不明。冷酷に見える一方、身を挺して部下を守る一面もある。才覚のみではなく、冷たい美貌も際立つ。

黒田 慎司〈くろだ しんじ〉:東京地方検察庁の若手ながらやり手の検事。麻見と同い年らしく、どこか親しい雰囲気がある。麻見の過去に関りがあるようだが……?

高羽 秋仁〈たかば あきひと〉:フリーカメラマン。代議士のスクープをきっかけに麻見と出会う。週刊誌の写真部に所属し日々スクープを狙う。困難な状況でも屈せず、常に前向きで希望を失わない。

『ファインダーの蒼炎』ネタバレ感想

ファインダーシリーズ

ファインダーの蒼炎

今から17年前ーー麻見が18歳の時の物語ですが、黒田視点で物語は進行していきます。

 

当時名門高校3年生だった黒田は、裁判官である父がある不良リーダーを実刑にしたとかで、不良グループから恨みを買い、金銭を集られ暴行も受けていたようです。

黒田はエリート一族だったんですね。

見た目通りです(笑)

 

そんな日々の中で、出会ったのが転入生の麻見 隆一

ただ最初は道端で不良達が麻見に絡んでいる所を目撃する、という穏やかではない場面でした。

もちろん麻見が負けるはずも無く、次々に不良は倒されていくのですが、ここの描写が美しくも強い!ということをまざまざと感じさせてくれます(´▽`)

あっちゃん
あっちゃん

いや、むしろ楽しんでる?

 

個人的に意外だったのは、麻見が制服を着崩していること。

いつもかっちりスーツの麻見社長しか見ていなかったので、服は整えるタイプなのかなと勝手に思っていました。

……まあ普段はお仕事ですしね(^^;

 

そして口調も。

こんな砕けた言葉遣いするんだー!と、テンションが上がる位の口調でした(笑)

 

ある事を境に徐々に2人は仲良くなっていきますが、相変わらず麻見は謎のまま(´ー`)

喧嘩は強く、

洋書を原文で読める語学力を持ち、

アルバイト先のバーで賄いを作ってくれる。(しかも美味しい)

 

 

そんな束の間の平和を楽しんでいた中、黒田は不良グループに連れ去られ、残酷な辱めを受けます。

……薬も使われたりと本当に酷い(:_;)

 

数日間そのような行為を働かれていたようで身体も心もボロボロになり、諦めかけたその時ーー麻見が助けに来てくれました!!

死者も出たその事件は表沙汰になる事は無く、どうやら麻見の父親が処理してくれた模様。

ゆーくん
ゆーくん

麻見のお父様って……何者?

 

黒田は傷が癒えるまで麻見の母親の実家でお世話になる事に。

全貌は分かりませんが、かなりの豪邸のようです。

 

自分の為に手を汚した麻見に対して信頼と友愛を持ちつつも、二人だけの秘密が出来た事に罪悪感の中に甘やかな陶酔が混じり、それに反省する黒田。

 

友情以上、恋愛未満、という所でしょうか。

もう少し黒田の感情が高まっていたら、それは“愛”になったかもしれませんね。

 

結局麻見はこの件をきっかけに、父親が待つ異国へ行くことになり二人は別れることに。

自分の生きる道は裏社会しかないと覚悟を決めた麻見の情景が切なかったです……。

 

 

父親が待つ車へ向かうその時、1人の小学生がぶつかって転んでしまいました。

麻見は痛みで泣いている少年の顔を拭いてあげます。

ちょっと強気な男の子の名前はーーあきひと

 

2人はここで出会ってたんですね!(*”▽”)

まさか17年後、その少年に溺れる日が来るとは麻見も思っていなかったでしょうね(´▽`)

 

 

時は戻り、『ファインダーの真実』で飛龍やミハイルと豪華客船での戦いが終わった直後、麻見の小型船内にて。

ここからは麻見視点なのですが、秋仁に対してこの行動の時はこんな事考えてたんだー!

と嬉しい発見が多々ありました♪(*^^*)

 

普段冷静な思考を手放さない麻見が、情動のままに口付けたり、秋仁の行動に愛おしさを感じたり……

あっちゃん
あっちゃん

いつもクールな麻見の中に、こんな情熱的な感情があったなんて

 

 

情をかけた存在は多々いたけれど、かけがえのない、大切に思える存在を手に入れたのは初めてだと思い至り、秋仁を求め続けます(*´▽`*)

 

また文章の中でもはっきりと

“最愛”

という表現が出てきたことで、麻見の秋仁への想いの丈を確認できたのはファンとして嬉しかったです(*^^)v

ファインダーの烙印~プロローグ~

前回の小説『ファインダーの烙印』の本編より少し前のお話。

 

自室でゆったりしている飛龍の視線の先には秋仁からのメールが。

今まで周囲に居なかったタイプの人間に、飛龍はまんざらでも無い様子♪

 

それは陶も同様のようで、メールを読んで嬉しそうにしています。

秋仁と陶は精神年齢的にも近そうなので、気が合いそうですしね(笑)

個人的には陶も日本に来て、秋仁と一緒に遊んで欲しいなーーと思ったり(^^♪

 

ただ飛龍の胸の内にはとある問題が。

それは組織の元の正式な後継者ーー血の繋がらない兄、焰燕が台湾で怪しい動きをしていると……。

 

消さなければならないーー。

そのために飛龍はある男に会いに行こうとします。

『ファインダーの烙印』へ続く

描き下ろし漫画『鎮守の森の鬼まいり』

小学生の頃の秋仁が主人公です!

可愛い~(*´▽`*)

 

麻見が18歳なので、秋仁はーー6歳!?

こうして見ると歳の差ですね(゜o゜)

 

友達との会話で、近くの神社に“鬼が出る”という話を聞いた秋仁は、一人で神社に向かいます。

その先で見つけたのはーー鬼ではなく、お昼寝中の麻見でした! 

ここでも出会ってたんですね!

 

麻見が目を覚ます瞬間に、秋仁は逃げて行くのですが、秋仁にとって麻見は“神社の守り神様”に見えたよう(笑)

そして小学生の秋仁から見てもとてもキレイだったそうです(´▽`)

 

目が覚めた麻見の横にはお菓子が置かれているのでした♪ 

秋仁曰く、お供え物みたいです(笑)

最後に

あんな事件があったからこそ、黒田は麻見に対して重いとも言える信頼感情を抱いていたんですね。

黒田は一方的に助けられたと感じているようですが、麻見にとっても自身を見つけるきっかけとなった出会いだったみたいですね。

 

そして最後まで麻見は謎のまま

けれどそのミステリアスな所も魅力を引き立てています(´▽`)

 

ファインダーシリーズの小説版は現在2作品出ていますが、個人的にはもっと読んでみたいですね。

キャラクターの意外な一面が見えたりするので面白いんですよね♫

 

『ファインダーの烙印』【ネタバレ感想】

〔全巻〕ファインダーシリーズの順番/あらすじ/プチネタバレまとめ

 

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