〔言葉の不思議〕
日々過ごしていると、親戚や会社の人から
「えっ君まだ○○歳なの⁉ 若いって良いよね~(´▽`)」
と言われた経験はありませんか?
これって何故“良い”のか考えたことありますか?
そもそも何歳まで若いのか……、
どうして若いから良いのか……。
私はお恥ずかしながら最近まで考えたことは無く、ただ言われるまま、
「今って良いんだ。やった!」
位の感覚で受け止めていました(笑)
けれど、やっぱり人が何かを発する時って理由があるんですよね。
その理由について、調べて答えを出してみました(*^^*)
何歳までが“若い”?
まずここから。
そもそも何歳まで若くて、何歳からが若くないんでしょう?
結論から言って、これには色々な考え方があって答えを出すのは難しいです。
感覚にもよりますしね(^^;
小学生や中学生から見れば、20代後半は「若くない」のかもしれないし、
反対に80、90歳の方から見れば40歳は「若い」のかもしれない。
転職という観点で見れば、限界は「35歳」だと言われていますしね。
ただいきなり切り替わる、ということは無いと思います。
「28歳は若くて、29歳は若くない!」みたいな。
恐らくグラデーションのように、徐々に徐々に変わっていくものなのかな、と。
何故“若い”は良いのか
さて、本題ですね。
よく年上の方(特におじさま)から言われる「若いって良いよね~」。
この真意はどこにあるのか。
私が考える真意は以下の3点です。
体力
精神力
時間
順にご説明していきます。
体力
これは“自分の意思通りに体を動かせる”か、つまりは運動能力を指します。
男女差はあれど、体力のピークは14~17歳頃。
そして男女共に20歳以降は徐々に下降傾向となるそうです。
「えっじゃあ20歳以降は若くないんじゃん!」
そう思われたかもしれませんが、スポーツ選手を思い浮かべてみて下さい。
20代、30代で活躍されているスポーツ選手って多くないでしょうか?
野球のイチロー選手だって、45歳で現役引退していました。
それまでは本場、アメリカでバリバリ活躍してましたよね(゜゜)
あの力強いホームラン!
何度見てもしびれる~♫
筋肉量は40代位までは保たれるようなので、個人の努力によっては衰えを感じずに活動できるみたいです。
ただし、50~60代となってくるとまたお話は変わってきます。
この時期から筋肉量も衰え始めて、体力の低下を感じる方が多いようです。
歩く、走る、段差を簡単に乗り越える、ということを意識しなくてはならなくなった時、それを苦も無くやり遂げる年代を見ると、「若いって良いなあ~」と感じるのかもしれません。
精神力
新しいことに挑戦する、したいという気持ちや、考える力ですね。
これは私の経験からの意見です^^
仕事柄沢山の方とお会いしてきたのですが、年齢層が上に行けば行くほど、“新しいこと”よりも“既存のこと”を選ぶ傾向が強いように感じました。
ただ「既存のものが良い」という理由ではなく、「新しいものはリスクがあるし、そのリスクについて考えなければならない。だから既存で良い」という結論を出す場合が多かったんですよね。
既存のものは成功という実績があるから安心できる!という意見もありそうだね♪
この記事を読んで下さっている皆さんも、今までの人生で「何かを深く考えて、選ぶ」瞬間はあったと思います。
しんどくはなかったですか?
色々な可能性を考え、メリットやデメリットを上げていき、結論を出さなければならない。
時間も必要ですが、よっぽど自分にとって楽しいものでない限り、悩み続けるのって精神力を沢山使うんですよね。
先ほどの体力が目に見えるものなら、精神力は見えない体力に感じます。
なので判断は難しいのですが、精神力も年齢と共に下降傾向にあるのかもしれない、と私は考えています。
時間
=寿命。残された時間です。
人間には間違いなく寿命がある中で、やはり下の年齢に行くほど“使える時間”は長い可能性が高いんですよね。
その分、自分の好きなことに使えて、成功や失敗を沢山経験できる。
その点が、若いことが魅力的に見えるポイントなのかもしれません。
ちなみに私は、小学生や中学生を見ていて「若いって良いなあ」と感じます(´▽`)
それも、“自分だけに使える時間が多い”からなんですよね。
下には下がいる、的な(笑)
まとめ
仮定となる部分もありますが、
「自分の思い通りに動け」、
「考える力や挑戦する力があり」、
そして「体力と精神力を活かせる時間がある」。
だから「えっ君まだ○○歳なの⁉ 若いって言いよねえ~(´▽`)」
に繋がるのかな、という結論を出しました(*^^*)
こう考えると、「もう少し頑張ってみようかな」と考える私は単純です(笑)
自分にとっては“今”が一番若い時ですからね(´▽`*)