東京オリンピック「政治とお金」

こんにちは!天音 有利(@yuriamane_life)です(*^^*)

 

『東京2020オリンピック』始まりましたね!

開会式は見られましたか?

 

私は最初から最後まで見たのですが……今後の人生に関わるような思いが浮かび上がってきたので残しておこうと思い、この記事を作りました。

タイトルに書いているように「政治とお金」について感じたことです。

 

ただ前提として、私は「政治」にも「経済」にも詳しくありません。

詳しくないと言うより「興味が無かった」の方が正しいですね。

選挙に行くにしても1人1人個別にじっくりと選定などしたことはなく、投票日直前に資料を読んで決めていた程度でした……。

 

税金に関しても「日本は高齢者社会でお金が無いから……」と、度重なる増税にも「仕方ない」という目線で見ていました。(真実はある意味異なったのですが)

そんな自分でしたが、今回の開会式を見てはっきりとした「危機感」を抱くことに!

 

20代の語る超主観的なお話になりますが、この記事で少しでも「政治とお金」に興味を持つ方が増えれば良いなと思います^^

※お時間の無い方は、下記目次より「政治とオリンピックは別」よりご覧ください。


東京2020オリンピック開会式

オリンピック

開会式を見た感想

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見終わった感想としては、

「これが世界に発信したかった日本のパフォーマンスなのか」

でした。

非常に残念で、悲しくなりました。

 

少し面白かったなと感じたのは、ゲームサウンドや吹き出しプラカードを用いた入場行進を除いて「ピクトグラム50個の連続パフォーマンス」「ドローン地球儀」位ですかね?

「ドローン地球儀」に関しては中国の方が技術発展が進んでいるので、国として胸を張って主張するのは難しいかもしれませんが……今の日本としてはベストな技術だったのではないでしょうか。

 

その他の曲やダンス、パフォーマンス……申し訳ないです、私には何を発信したいのか、伝えたいのかが分かりませんでした。

流れも自然ではなく、そして無理矢理に日本らしさを詰め込んだ印象で、歌舞伎とピアノなどの「コラボ企画」もマッチしていないように感じました。

他の方の意見を見ていても「酷い」・「ダサい」等の決して良くはない言葉が多かったです。

 

 

ただ、ここまでは否定的な意見が多くなりましたが私は演出のプロでは無いですし、エンタメには賛否両論が付きものなので中には「自分は素晴らしい開会式だと感じたよ」 という方もいらっしゃるかとは思います。

 

そして、

「度重なる人材変更で統率が取れていなかった。急ぎにしては高クオリティだ」

「コロナの影響で仕方がなかった」

という意見の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ですが私はこの開会式を見終えて、その背景が気になりました。

次章以降に続きます。

背景に目が行く

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レベルが低いとも取れた今回の開会式。

「どうしてこうなったのか」という点に意識が向きました。

 

7年という準備期間の中、過去最高費用の165億円(オリパラ開閉会式含む)を投入して作られた開会式。

ちなみに直近のオリンピック開会式では、以下のような費用だそうです。

・2008年-北京オリンピック 110億

・2012年-ロンドンオリンピック 98億

・2016年-リオデジャネイロオリンピック 10億

……どう思われますか?

 

過去の他国での開会式も見てきましたが、どれも素晴らしく、各国の特徴をよく知れる内容になっていたと思います。

今年はコロナの影響はあったにせよ、先ほどもお伝えしたように1つ1つのパフォーマンスが「何のメッセージ」なのか伝わりづらく、そこまでの費用が必要だったのか疑問視せざるを得ません。

 

 

ただここには色々なものが絡んでいるんですよね……。

開会式直前に解任・辞任された方もいますが、表に出ているのはごく一部。

 

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、狂言師の野村萬斎さんや、振付師・演出家のMIKIKO(Perfumeの振付も担当)さんも辞任をしています。(させられた?)

そして彼らのような「古式ゆかしい日本」「今、おしゃれでカッコよく見えるもの」を表現できる方々がほぼ居なくなってしまったのも、「良く分からない開会式」の原因に繋がったのではないでしょうか?

 

ここには、大手広告代理店の電通が関わっているーーというお話もありますが、長くなりすぎてしまうので今回は省略します。

けれどやはり、政府と大企業との癒着などが関わっているんでしょうね……。

※「中抜き」されている、という話もよく聞きます。

 

 

恐らく私が生きている間にはもう、東京五輪は開催されないと思います。

……野村萬斎さんやMIKIKOさんの演出、凄く見たかったです。

見たくて見たくて、ネット上で原案を探してしまう程(笑)

政治とオリンピックは別

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このように書いてきてしまうと「オリンピックが悪」と捉えられがちですが、そうではありません。

政治とオリンピックの内容は“別”です!

 

 

開催には政府が関わっていることは事実。

日本全体を世界へ発信できるチャンスですからね。

ですが大会の主役は選手です。

選手の何年にもわたる努力を否定したいのではなく「オリンピック開催成功」を政治の道具にしようとしている(ように見える)ことに違和感を覚えます。

 

この記事を書いている時が、ちょうどオリンピック折り返し地点。

元々スポーツにあまり興味が無い私でも、メダルを獲得して感極まっている姿や敗退してしまい悔し涙を流す姿に心を揺り動かされます。

彼らの勇姿に感動を分け与えて貰いました……!

選手の皆さんには「暑い中本当にお疲れ様です」と伝えたいです。

これから政府はどうするか

けれど私は、これまでの政府の行いを忘れてはならないと考えています。

 

恐らく「オリンピック」を支持率や自党への投票率の高さへ持って行ければと考えられているのかもしれませんが、

「オリンピックで選手が素晴らしい試合を見せてくれた=政府の手腕が素晴らしい」

とはなりません。

(もちろん不休でお仕事されているのには感服します!)

 

事実として、開催にあたり国民の不安を解消することもなく、今は更に緊急事態宣言まで発令される事態にまでなっています。

 

 

そして「政治」や「税金」について調べていく内に、経済が停滞し、困窮する方も増えている中で更なる増税をしようとしていることに恐怖を覚えました。

まだまだ勉強を始めた所なので詳細には難しいのですが「消費税15%」「(正しく使われていない)東北復興税の増税」も強行しようとしている、と。

 

これらは「今はその時ではない」・「する必要はない」と一部の利権者を除いて専門家の方も異を唱えている内容です。

 

消費税15%の増税に関しては「社会保障に使われるから仕方ない」という方もおられるかもしれませんが、これまでの増税の中で結局は本来の目的で使われていないのです。

どこへ行ったのでしょうかーー?

結論

ヒラメキくま

突然結論ですが、

「選挙に行きましょう!」

 

日本は民主主義国家※です。

※国民が主権を持ち、自らの意思を政治に反映させることができる立場。

つまり「投票」によって、自分の思い描く理想の国に近づけることが出来るんですよね!

 

「誰が良いとか良く分からない」

「わざわざ行くのめんどくさい」

というお気持ちも分かります!(私もそうだったので……(^^;)

 

ただ今のうちに変えておかないと、私たちは「搾取される道具」として後何十年と働き続けなければなりません。

そんな存在になりたくない場合は、個別に政治家の掲げる目標を知り、自分の中で考えて選挙に行くしか道はないでしょう。

まとめ

ありがとうの気持ち

少し厳しい言葉も多くなってしまいましたが、

私が開会式を見て、受けた衝撃をそのまま書いてきました。

 

個人的に「政治」・「経済」・「税金」については今まで全く勉強してこなかった分野です。

そのため20代後半となるこの歳まで良く分からないまま、言われるまま税金を払い続けてきました。

「だって、仕方ないから」と。

 

 

けれど、そうではなかった。

政府は増税前の「約束事」を破っていたり、それらを巧妙に隠していました。

元々政治に関心の高い人も多くなく、そして経済は複雑です。

これらを解体していくには相当な知識量が必要なため、日々の暮らしもある私たちには難易度が高いことでもありますが……。

 

ただこの辺りから意識を変えていかないと、5年、10年後、国民の生活はもっと悲惨になっている予感がします。

100理解出来なくても(私も出来てません!)、選挙時の立候補者一覧を見るだけでそれぞれの考えが分かり、勉強になると思います。

そして選挙に行きましょう!(結局はここ(笑))

 

 

少しでも想いが伝わっていれば幸いです!

お読み下さりありがとうございました(*^^*)