M-1グランプリ

 

日本一の若手漫才師を決定する、M-1グランプリ!

年々注目度は上がっており、2021年の参加チームは6,017組と、歴代最多出場となっています。

ゆーくん
ゆーくん

目次から好きな年代へ飛べるようになってるよ!

歴代M-1グランプリを振り返ろう!

お笑い

大会ルール

・プロ・アマチュアは問わない

・結成15年目までの2名以上のチーム(2001~2010年は結成10年目まで)

・4分間で面白い漫才を披露すること

・決勝戦は「ファーストラウンド」と「ファイナルラウンド」の2段階構造となっており、得点の高かったファーストラウンド上位3チームまでがファイナルラウンドに進める。

ファイナルラウンドは得点制ではなく、審査員の票数で優勝が決まる。

 2021年 錦鯉

大会期間 2021年8月1日~12月19日
総エントリー数 6,017組
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計7名) 松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
オール巨人(オール阪神・巨人)
立川志らく
中川礼二(中川家)
富澤たけし(サンドウィッチマン)
塙宣之(ナイツ)

歴代最多出場数となった第17回目の大会!

決勝進出者10組のうち、5組が初進出。

初めて目にする芸人が多かった中でも漫才のレベルは高く、波乱の展開となりました。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 錦鯉
(2)
655
(5票)
2位 オズワルド
(3)
665
(1票)
3位 インディアンス
(3)
655
(1票)
4位 ロングコートダディ
(初)
649
5位 もも
(初)
645
6位 真空ジェシカ
(初)
638
7位 ゆにばーす
(3)
638
8位 モグライダー
(初)
637
9位 ハライチ
(5)
〈敗者復活戦組〉
636
10位 ランジャタイ
(初)
628

ファーストラウンドは3年連続決勝進出の『オズワルド』に10点差で首位を取られたものの、最終決戦で審査員計7名中5票を獲得して優勝に輝いた、『錦鯉』!

 

また歴代の大会からすると知名度の低いコンビの進出も多く、「新時代のお笑い」を観ることができた印象でした。

スピード感があり、ネタの方向性を変えてきた『ゆにばーす』。

一見クレイジーにも感じる『ランジャタイ』。

ボケ数が多くてかつ共感度の高いネタを披露した『真空ジェシカ』などなど…。

 

バラエティに富んだネタが多かったように思えます^^

錦鯉ってどんなコンビ?

左から、長谷川・渡辺

所属事務所 株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)
デビュー(結成)年 2012年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 長谷川雅紀・渡辺隆
ネタ作り担当 長谷川雅紀・渡辺隆
受賞歴 2019年 ちがさき1グランプリ 優勝
2021年 M-1グランプリ 優勝

「こーんにーちわ~‼」の挨拶でお馴染みの、錦鯉。

コンビ結成9年と、意外にも新しいコンビではありますが2人とも芸人歴は20年以上のベテランです。

 

苦節20年。

中々表舞台に立つ機会も少ない中で、M-1グランプリに2年連続で決勝戦進出&優勝の座を掴み取りました‼

 

ネタ内容としては「コント漫才」が多い印象ですね。

長谷川さんの奇怪な動きとボケに対して、渡辺さんの真っ当で鋭いツッコミ(どつき)が入ります!

正直なところ、2020年大会(決勝初進出)では「面白い!」と感じる部分は少なかったのですが、2021年大会でその印象はガラリと塗り替えられました。

何が変わったのか…謎です。

 2020年 マヂカルラブリー

大会期間 2020年8月1日~12月20日
総エントリー数 5,081組
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計7名) 松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
オール巨人(オール阪神・巨人)
立川志らく
中川礼二(中川家)
富澤たけし(サンドウィッチマン)
塙宣之(ナイツ)

コロナ禍の中でも過去最多出場数となった第16回目の大会!

決勝進出者10組のうち、4組が初進出。

最多出場者は3回目の見取り図で、決勝出場チームのメンバーチェンジが伺えます。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 マヂカルラブリー
(2)
649点
(3票)
2位 おいでやすこが
(初)
658点
(2票)
3位 見取り図
(3)
648点
(2票)
4位 錦鯉
(初)
643点
5位 ニューヨーク
(2)
642点
6位 オズワルド
(2)
642点
7位 インディアンス
(2)
〈敗者復活戦組〉
625点
8位 アキナ
(2)
622点
9位 ウエストランド
(初)
622点
10位 東京ホテイソン
(初)
617点

ファーストラウンドは結成2年目の『おいでやすこが』が首位となったものの、ファイナルラウンドが振るわない結果となりました。

一方で実力を発揮したのが、『マヂカルラブリー』!

最終的に審査員7人中3人の票を獲得して、2020年王者に輝きました。

 

とは言え票数からも分かるように最後まで接戦で、個人的にはピン芸人同士で結成し「歌唱×キレ芸」を披露した『おいでやすこが』が一番印象に残りました!

 

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マヂカルラブリーってどんなコンビ?

左から野田・村上

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2007年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 野田クリスタル・村上
ネタ作り担当 野田クリスタル
受賞歴 2020年 第7回ネタギリッシュNIGHT 優勝
2020年 M-1グランプリ 優勝
2021年 第6回上方漫才協会大賞 話題賞

2020年以降は怒涛の受賞ラッシュを送っているマヂカルラブリー!

ボケ担当の野田さんは、R-1グランプリでも優勝を飾っています。

野田ゲーの「もも鉄」、好きでした!

 

コンビでは野田さんが奇怪な動きをし、その行動に対して村上さんが真っ当にツッコんで行くスタイルが多いですね。

コント漫才の印象があります。

 

個人的にはまだ彼らのネタで「ガッツリハマった!」という経験はありませんが、意外にV6のバラエティ番組〈学校へ行こう〉へ出演経験があったり、〈大学お笑い日本一決定戦〉を連覇していたりと経験値の高い2人。

これからどうなっていくのか楽しみなコンビでもあります!

 2019年 ミルクボーイ

大会期間 2019年8月1日~12月22日
総エントリー数 5,040
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計7名) 松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
オール巨人(オール阪神・巨人)
立川志らく
中川礼二(中川家)
富澤たけし(サンドウィッチマン)
塙宣之(ナイツ)

近年稀に見るレベルの高い大会でした!!

初めて目にするコンビも多かったものの、そのキャラクターの特性から彼らが一番印象に残りました。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 ミルクボーイ
(初)
681点
(6票)
2位 かまいたち
(3)
660点
(1票)
3位 ぺこぱ
(初)
654点
(0票)
4位 和牛
(5)
〈敗者復活戦組〉
652点
5位 見取り図
(2)
649点
6位 からし蓮根
(初)
639点
7位 オズワルド
(初)
638点
8位 すゑひろがりず
637点
9位 インディアンス
(初)
632点
10位 ニューヨーク
(初)
616点

ファーストラウンドでは1位&歴代最高得点を獲得し、続く最終決戦でも質の高い漫才を披露して7人中6名の票を獲得して優勝に輝いた『ミルクボーイ』!!

この結果には誰もが納得だったのではないでしょうか?

 

一方で、『ぺこぱ』『すゑひろがりず』は惜しくも優勝は逃したものの、インパクト性はバッチリ!

一躍人気コンビとなりました^^

 

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ミルクボーイってどんなコンビ?

左から駒場・内海

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2007年
ネタ区分 漫才
メンバー 内海崇・駒場孝
ネタ作り担当 内海崇・駒場孝
受賞歴 2019年 第8回関西演芸しゃべくり話芸大賞 グランプリ
2019年 M-1グランプリ 優勝
2020年 第5回上方漫才協会大賞 話題賞
2020年 咲くやこの花賞 大衆芸能部門
2021年 第6回上方漫才協会大賞 大賞
2021年 関西元気文化圏賞 ニューパワー賞

ザ・大阪の漫才師!

という印象が強いコンビですね。

 

駒場さんの淡々とした話に、駒場さんが繰り返しツッコんで行く、という構図。

「コーンフレーク」をはじめとした、「おかんの忘れたものシリーズ」は彼らの鉄板ネタです!

ちなみに先日の〈エンタの神様〉では「お店のお姉さんが忘れたもの」漫才を披露しており、徐々に幅を広げている印象ですね。

こちらも面白かったです!

 2018年 霜降り明星

大会期間 2018年8月1日~12月2日
総エントリー数 4,640
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計7名) 松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
オール巨人(オール阪神・巨人)
立川志らく
中川礼二(中川家)
富澤たけし(サンドウィッチマン)
塙宣之(ナイツ)

開催以来初めて「平成生まれ」がチャンピオンに輝いたことでも話題となった今大会!

DVDのタイトルは「若き伏兵はそこにいた」

……カッコいいですね。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 霜降り明星
(初)
662点
(4票)
2位 和牛
(4)
656
(3票)
3位 ジャルジャル
(4)
648
(0票)
4位 ミキ
(2)
〈敗者復活戦組〉
638点
5位 かまいたち
(2)
636点
6位 トム・ブラウン
(初)
633点
7位 スーパーマラドーナ
(4)
617点
8位 ギャロップ
(初)
614点
9位 見取り図
(初)
606点
10位 ゆにばーす
(2)
594点

決勝進出4回目の『和牛』に追われながらも、ファーストラウンド1位通過、最終決戦で7人中4名の票を獲得して優勝に輝いた『霜降り明星』!

『和牛』『ジャルジャル』と言った「決勝常連組」に勝利したことからも、彼らの持つ技術やネタが力強かったことが伺えました。

 

ただ最終決戦で『和牛』は3票獲得しており、観方によっては「惜しい!」という悔しい思いをされた方もいると思います!

 

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霜降り明星ってどんなコンビ?

左から、せいや・粗品

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2013年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー せいや・粗品
ネタ作り担当 せいや・粗品
受賞歴 2017年 第38回ABCお笑いグランプリ 優勝
2018年 第7回ytv漫才新人賞 優勝
2018年 M-1グランプリ 優勝
2019年 第4回上方漫才協会大賞 特別賞
2019年 第33回ものまねグランプリ 優勝

M-1王者となる前から新人賞を受賞していたりと、何かと注目されてきたコンビ!

お笑い第七世代の筆頭格です!

 

漫才を観る機会が多いですが、〈千鳥のクセがスゴいネタGP〉ではコントや歌ネタも積極的に披露しており、そのマルチな芸風から“今どきの芸人さん”という印象を持っています。

近年は若手のコント名手である『ハナコ』や『チョコレートプラネット』と共に、コント番組〈新しいカギ〉でも活躍中

 

漫才ではせいやさんの動きも付く激し目のボケに、観客に向けてツッコミを入れる粗品さんのスタイルが目立ちますね。

 2017年 とろサーモン

大会期間 2017年8月1日~12月3日
総エントリー数 4,094
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計7名) 松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
オール巨人(オール阪神・巨人)
春風亭小朝
中川礼二(中川家)
渡辺正行(コント赤信号)
博多大吉(博多華丸・大吉)

この大会からネタ順決定のために「笑神籤(えみくじ)システム」が導入され、エンターテイメント性が向上しました!

ーーが、クジは登場直前に毎回引かれるため、

出場者はギリギリまで出番が分からずに緊張する羽目にもなりました……。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 とろサーモン
(初)
645点
(4票)
2位 和牛
(3)
653点
(3票)
3位 ミキ
(初)
650点
(0票)
4位 かまいたち
(初)
640点
5位 スーパーマラドーナ
(3)
〈敗者復活戦組〉
640点
6位 ジャルジャル
(3)
636点
7位 さや香
(初)
628点
8位 ゆにばーす
(初)
626点
9位 カミナリ
(2)
618点
10位 マヂカルラブリー
(初)
607点

ファーストラウンドでは、決勝進出3度目の『和牛』や兄弟コンビ『ミキ』の点数に届かなかったものの、最終決戦で7人中4人の票を獲得し、優勝に輝いた『とろサーモン』!

ちなみに彼らにとっては、「ラストイヤー(15年目)」の回でもありました。

 

「決勝戦初進出&ラストチャンスでの優勝!」はドラマチックでもありますね^^

 

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とろサーモンってどんなコンビ?

左から、村田・久保田

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2002年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 久保田かずのぶ・村田秀亮
ネタ作り担当 久保田かずのぶ
受賞歴 2006年 第27回ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞
2006年 オールザッツ漫才 優勝
2007年 笑いの超新星 最優秀新人賞
2008年 第38回NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞
2017年 第13回M-1グランプリ 優勝

2002年にデビューし、その4年後には新人賞や大会優勝を受賞している優秀なコンビ!

漫才がメインですが、デビュー当時はコントも積極的に披露していました。

 

漫才においては独特な“つかみ”が特徴で、

「どうも!とろサーモンです」

「…僕もそうです」

には笑いました!

 

速さを重視したネタではなく、1つ1つのボケをしっかりと観客に認識させ、確実に笑いに持って行く構成が多いです。

 2016年 銀シャリ

大会期間 2016年8月1日~12月4日
総エントリー数 3,503
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計5名) 松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
オール巨人(オール阪神・巨人)
中川礼二(中川家)
博多大吉(博多華丸・大吉)

第12回目の大会!

歴代で初めて審査員が最小の5名となりました。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 銀シャリ
(3)
470点
(3票)
2位 和牛
(2)
〈敗者復活戦組〉
469点
(1票)
3位 スーパーマラドーナ
(2)
459点
(1票)
4位 さらば青春の光
(初)
448点
5位 アキナ
(初)
446点
6位 ハライチ
(4)
446点
7位 カミナリ
(初)
441点
8位 スリムクラブ
(2)
441点
9位 相席スタート
(初)
436点

決勝進出3度目、そしてファーストラウンド1位通過した『銀シャリ』が王者に!

一方で2位で敗者復活戦から勝ち上がった『和牛』、3位の『スーパーマラドーナ』も最終決戦で1票ずつ獲得しており、接戦であったことが伺えます。

 

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銀シャリってどんなコンビ?

左から、鰻・橋本

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2005年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 鰻和弘・橋本直
ネタ作り担当 鰻和弘・橋本直
受賞歴 2008年 第29回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2008年 笑いの超新星 新人賞
2009年 第30回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2009年 第39回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
2010年 第31回ABCお笑い新人グランプリ 新人賞
2010年 第40回NHK上方漫才コンテスト 優勝
2011年 第46回上方漫才大賞 新人賞
2013年 第2回ytv漫才新人賞 優勝
2016年 第51回上方漫才大賞 奨励賞
2016年 M-1グランプリ 優勝

M-1グランプリで王者となる前から、数々の賞を受賞してきたコンビ!

他の優勝者と比べてもその数は多いですね。

 

ここ最近は服装チェンジが行われましたが、明るめの青色ジャケットがトレードマークでした。

テレビで紹介される際は“王道漫才”と称されることが多数。

実際に彼らのネタを観ていると、「昭和のしゃべくり漫才」という印象を受けますね!

 2015年 トレンディエンジェル

大会期間 2015年8月17日~12月6日
総エントリー数 3,472
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計9名) 中川礼二(中川家)
増田英彦(ますだおかだ)
岩尾望(フットボールアワー)
吉田敬(ブラックマヨネーズ)
徳井義実(チュートリアル)
富澤たけし(サンドウィッチマン)
石田明(NON STYLE)
佐藤哲夫(パンクブーブー)
哲夫(笑い飯)

M-1グランプリ復活の年‼

アンタッチャブル以外の歴代優勝者が審査員として登場したことも話題を呼びました!

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 トレンディエンジェル
(初)
〈敗者復活戦組〉
825点
(6票)
2位 銀シャリ
(2)
818点
(2票)
3位 ジャルジャル
(2)
834点
(1票)
4位 タイムマシーン3号
(2)
816点
5位 スーパーマラドーナ
(初)
813点
6位 和牛
(初)
806点
7位 メイプル超合金
(初)
796点
8位 馬鹿よ貴方は
(初)
791点
9位 ハライチ
(3)
788点

敗者復活戦組ながらも順調に最終決戦まで進み、9人中6人から票を獲得して王座に輝いた『トレンディエンジェル』!

ちなみに「敗者復活戦から優勝まで上り詰めた」のは、2007年優勝の『サンドウィッチマン』以来でした。

 

前回から5年経っているので、決勝進出チームも一新された印象がありましたね。

 

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トレンディエンジェルってどんなコンビ?

左から斎藤・たかし

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2004年
ネタ区分 漫才
メンバー 斎藤司・たかし
ネタ作り担当 斎藤司・たかし
受賞歴 2013年 オンバト+ 第3代チャンピオン
2014年 THE MANZAI 準優勝
2015年 M-1グランプリ 優勝

「お兄さん、トレンディだね!」

「うん、トレンディエンジェル‼」

というやり取りが耳に残っている方も多いのでは?

 

主に斎藤さんの「ハゲネタ」を披露している印象があり、替え歌やラップに乗せて「ハゲている」ことを紹介していることも。

そんな斎藤さんに対して、たかしさんが笑い交じりにツッコむ姿が印象的です!

ちなみに斎藤さんの歌唱力が高すぎて笑えることも。

 2010年 笑い飯

大会期間 2010年8月21日~12月26日
総エントリー数 4,835
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介)
松本人志(ダウンタウン)
南原清隆(ウッチャンナンチャン)
渡辺正行(コント赤信号)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)
大竹一樹(さまぁ〜ず)
宮迫博之(元:雨上がり決死隊)

一旦は最後の大会となった第10回目のM-1グランプリでした。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 笑い飯
(9)
668点
(4票)
2位 スリムクラブ
(初)
644点
(3票)
3位 パンクブーブー
(2)
〈敗者復活戦組〉
668点
(0票)
4位 ピース
(初)
629点
5位 銀シャリ
(初)
627点
6位 ナイツ
(3)
626点
7位 ハライチ
(2)
620点
8位 ジャルジャル
(初)
606点
9位 カナリア
(初)
592点

ファーストラウンドは敗者復活戦から勝ち上がった『パンクブーブー』に1位を取られたものの、続く最終決戦で最多の4票を獲得し、優勝に輝いた『笑い飯』!!

苦節9年。

毎年決勝戦の舞台で王者を見送ってきた彼らからすると、念願の優勝だったと思います。

 

当時リアルタイムで大会を観ていた時に、「おめでとう」よりも「やっと勝てて良かった!」という想いが勝ったのは良い思い出です(笑)

 

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笑い飯ってどんなコンビ?

左から西田・哲夫

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2000年
ネタ区分 漫才
メンバー 哲夫・西田幸治
ネタ作り担当 哲夫・西田幸治
受賞歴 2002年 オールザッツ漫才 優勝
2002年 第3回笑わん会 優秀賞
2003年 第24回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2003年 第38回上方漫才大賞 新人賞
2003年 第32回上方お笑い大賞 新人賞
2004年 第34回NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞
2004年 第2回MBS新世代漫才アワード 優勝
2004年 第33回上方お笑い大賞 新人賞
2010年 M-1グランプリ 優勝
2014年 第49回上方漫才大賞 大賞

デビュー2年目から多くの賞を受賞してきた有名なコンビ!!

M-1グランプリにはほぼ毎回決勝戦の舞台に立っていたことから、優勝する前から知名度はバッチリありました。

 

お互いにボケとツッコミを繰り返す漫才は一見簡単なようで、ボケ・ツッコミの技術を2人とも持っていなければならないため難しいんですよね。

言い合っていく中で、どんどん話が逸れていくのも彼らが持つ漫才の魅力の1つ!

“他に似ている芸人がいない”、特徴のあるコンビだと思います。

 2009年 パンクブーブー

大会期間 2009年8月29日~12月20日
総エントリー数 4,629
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介)
松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
オール巨人(オール阪神・巨人)
東国原英夫(元:ツーツーレロレロ)
渡辺正行(コント赤信号)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)

第9回目となった大会!

エントリー数は4,500組を超え、世間からの注目度も高くなりました。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 パンクブーブー
(初)
651点
(7票)
2位 笑い飯
(8)
668点
(0票)
3位 NON STYLE
(2)
〈敗者復活戦組〉
641点
(0票)
4位 ナイツ
(2)
634点
5位 ハライチ
(初)
628点
6位 東京ダイナマイト
(2)
614点
7位 モンスターエンジン
(2)
610点
8位 南海キャンディーズ
(3)
607点
9位 ハリセンボン
(2)
595点

ファーストラウンドでは『笑い飯』に17点差で引き離されたものの、最終決戦で審査員全員の票を獲得し王者に輝いた『パンクブーブー』!!

彼らが決勝の舞台に立ったのは今回が初めてでした。

 

また敗者復活戦から勝ち上がってきたのは前年大会優勝者の『NON STYLE』

このことからも、緊張感のある大会であったことが伺えます。

 

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パンクブーブーってどんなコンビ?

左から佐藤・黒瀬

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2001年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 佐藤哲夫・黒瀬純
ネタ作り担当 佐藤哲夫
受賞歴 2009年 M-1グランプリ 優勝
2010年 M-1グランプリ 第3位
2011年 THE MANZAI 優勝

「M-1グランプリ」・「THE MANZA」で優勝した、唯一の二冠達成コンビ!

近年はあまりテレビで見かけないので残念にも思っていましたがーー、

2021年に入ってネタ番組が増えてきたので期待しています^^

 

漫才のイメージが強いですが、クセのあるコントも得意としていますね!

とてつもなく昔に観た「彼氏と彼女の喧嘩別れのコント」は漫画「北斗の拳」の要素が入っていて面白かったです!

 

ネタの水準が安定しており、漫才・コント(ショートコント含む)も出来る二刀流コンビ。

中々貴重だと思います。

 2008年 NON STYLE

大会期間 2008年8月30日~12月21日
総エントリー数 4,489
司会者(計2名) 今田耕司
上戸彩
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介)
松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
渡辺正行(コント赤信号)
オール巨人(オール阪神・巨人)
大竹まこと(シティボーイズ)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)

この年から俳優の上戸彩さんが司会者として参加!

以降司会者2名は今の所固定です。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 NON STYLE
(初)
644点
(5票)
2位 オードリー
(初)
〈敗者復活戦組〉
649点
(2票)
3位 ナイツ
(初)
640点
(0票)
4位 笑い飯
(7)
637点
5位 U字工事
(初)
623点
6位 ダイアン
(2)
619点
7位 モンスターエンジン
(初)
614点
8位 キングコング
(3)
612点
9位 ザ・パンチ
(初)
591点

優勝したのは、決勝戦初進出の『NON STYLE』でした!!

この大会はあまりの面白さに今でも記憶に残っています。

 

コンビとして一番印象に残ったのは、敗者復活戦で勝ち上がってきた『オードリー』

惜しくも2位と言う結果でしたが、春日さんの自信満々なボケに若林さんの冷静なツッコミ。

そしてネタの構成が今までに無い漫才を生み出していました!

 

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NON STYLEってどんなコンビ?

左から、石田・井上

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 2000年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 石田 明・井上 裕介
ネタ作り担当 石田 明
受賞歴 2005年 第25回上方お笑い大賞 最優秀新人賞
2006年 第41回上方漫才大賞 優秀新人賞
2006年 第4回MBS新世代漫才アワード 優勝
2007年 爆笑オンエアバトル 第9代チャンピオン
2008年 M-1グランプリ 優勝
2009年 S-1バトル 6ヶ月間チャンピオン
2010年 S-1バトル年間チャンピオン

ストリート漫才師から、M-1グランプリ王者となったコンビ!

実はその他にも前後の年では様々な賞を受賞しています。

 

スピード感のあるネタの中にいくつものボケを入れていくスタイリッシュな姿は、2,000年代の“王道漫才”と言っても過言では無いと思っています。

 

2018年頃には「1つの物事に対して異なるボケをいくつも入れていくネタ(例:狼男)をよく披露していました。

ただ個人的には「ストーリーが進んでいく中で、ボケの内容も変化していくネタ(例:お化け屋敷)の方がワクワク感があって好きですね。

 2007年 サンドウィッチマン

大会期間 2007年9月1日~12月23日
総エントリー数 4,239
司会者(計2名) 今田耕司
小池栄子
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介)
松本人志(ダウンタウン)
上沼恵美子(元:海原千里・万里)
ラサール石井(コント赤信号)
オール巨人(オール阪神・巨人)
大竹まこと(シティボーイズ)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)

この年から、初めての女性審査員である上沼恵美子さんが参加となりました!

そして遂にエントリー数は4,000組越え。

どんどん大会のレベルが上がってきている印象です。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 サンドウィッチマン
(初)
〈敗者復活戦組〉
651点
(4票)
2位 トータルテンボス
(3)
646点
(2票)
3位 キングコング
(2)
650点
(1票)
4位 ハリセンボン
(初)
608点
5位 笑い飯
(6)
604点
6位 ザブングル
(初)
597点
7位 ダイアン
(初)
593点
8位 千鳥
(4)
580点
9位 POISON GIRL BAND
(3)
577点

歴代で初めて「敗者復活戦」から王者に輝いた、『サンドウィッチマン』!

優勝が決定した際の感極まる2人の姿はよく覚えています……。

 

2位の『トータルテンボス』が、「敗者復活戦で『サンドウィッチマン』が決勝に上がってきたら危ない」と事前に感じていた程の実力の持ち主でした!

個人的には『トータルテンボス』も凄く面白かったです!

年度が違えば優勝できていたのではないでしょうか。

 

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サンドウィッチマンってどんなコンビ?

左から、伊達・富澤

所属事務所 株式会社グレープカンパニー
デビュー年 1998年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 伊達みきお・富澤たけし
ネタ作り担当 富澤たけし
受賞歴 2007年 M-1グランプリ 優勝
2009年 キングオブコント 準優勝
2009年 第9回ビートたけしのエンターテイメント賞 日本芸能大賞

漫才もコントもこなす二刀流コンビ!!

富澤さんの分かりやすいボケに対して、瞬時に伊達さんの鋭いワードのツッコミが入ります!

 

1つのネタを漫才にもコントにも応用していることから、「コント漫才」のイメージもありますね。

「特殊な設定」や「摩訶不思議な世界観」はあまりなく、現実世界を舞台に「普通の人がボケる」内容が多いため、観客からすると世界観に入り込みやすくて理解しやすいネタになっている事が多いと思います!

 

冠番組を持ちつつもどんな企画でも前向きに取り組む印象で、〈帰れマンデー見っけ隊!!〉では毎回何キロも歩いていたりと、辛そうな企画にも挑戦し続けています。

そんな所も彼らの好感度に繋がっているのかもしれませんね。

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 2006年 チュートリアル

大会期間 200692日~12月24日
総エントリー数 3,922
司会者(計2名) 今田耕司
眞鍋かをり
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介)
松本人志(ダウンタウン)
南原清隆(ウッチャンナンチャン)
渡辺正行(コント赤信号)
田洋七(元:B&B)
大竹まこと(シティボーイズ)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)

もう少しでエントリー数が4,000組に達しそうな勢いとなった2006年の大会。

コンビでの参加が多かった中、今大会で初めて5名グループの『ザ・プラン9』が決勝戦初進出!

更に『変ホ長調』はアマチュアからの決勝進出と、全体的に“珍しい大会”となりました。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 チュートリアル
(3)
664点
(7票)
2位 フットボールアワー
(4)
640点
(0票)
3位 麒麟
(5)
627点
(0票)
4位 笑い飯
(5)
626点
5位 トータルテンボス
(2)
613点
6位 ライセンス
(初)
〈敗者復活戦組〉
609点
7位 ザ・プラン9
(初)
597点
8位 変ホ長調
(初)
576点
9位 POISON GIRL BAND
(2)
570点

ファーストラウンドは最高得点、最終決戦は満場一致で優勝した『チュートリアル』!

2003年王者の『フットボールアワー』を抑えたことからも彼らの実力の高さが分かります。

 

初めて「5人組のチーム」「アマチュアコンビ」が決勝戦進出したこの大会は話題になりました!

 

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チュートリアルってどんなコンビ?

左から、徳井・福田

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 1998年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 徳井義実・福田充徳
ネタ作り担当 徳井義実
受賞歴 2000年 第21回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2002年 第31回上方お笑い大賞 新人賞
2003年 第33回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
2003年 第32回上方お笑い大賞 新人賞
2004年 第39回上方漫才大賞 新人賞
2006年 M-1グランプリ 優勝

1998年のデビュー以来、数々の賞を受賞してきたコンビ!

近年は〈しゃべくり007〉等のバラエティ番組での活躍も目覚ましいですね。

 

基本的には漫才のイメージが強く、テンション高く変態な徳井さんのボケに、若干引きながらも福田さんがツッコんで行くという構図を多く見かけます。

ネタ中に徐々にヒートアップしていくのも特徴の1つですね。

 2005年 ブラックマヨネーズ

大会期間 2005年9月3日~12月25日
総エントリー数 3,378
司会者(計2名) 今田耕司
小池栄子
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介)
松本人志(ダウンタウン)
渡辺正行(コント赤信号)
ラサール石井(コント赤信号)
島田洋七(元:B&B)
大竹まこと(シティボーイズ)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)

この年からエントリー数が3,000組越えに!

そんな中でも4組が決勝戦初進出

戦いは益々激化しました!

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 ブラックマヨネーズ
(初)
659点
(4票)
2位 笑い飯
(4)
633点
(3票)
3位 麒麟
(4)
646点
(0票)
4位 品川庄司
(初)
626点
5位 チュートリアル
(2)
622点
6位 千鳥
(3)
〈敗者復活戦組〉
607点
7位 タイムマシーン3号
(初)
571点
8位 アジアン
(初)
564点
9位 南海キャンディーズ
(2)
552点

優勝に輝いたのは、決勝戦初進出ながらもファーストラウンド1位通過した『ブラックマヨネーズ』!

最終決戦は『笑い飯』と1票差で勝ったことからも、大分拮抗した戦いであったことが伺えます。

 

個人的にはこの時期から『タイムマシーン3号』は活躍していたんだと驚きました!

 

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ブラックマヨネーズってどんなコンビ?

左から、小杉・吉田

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 1998年
ネタ区分 漫才
メンバー 小杉竜一・吉田敬
ネタ作り担当 小杉竜一・吉田敬
受賞歴 2002年 第23回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2002年 第37回上方漫才大賞 新人賞
2002年 第17回NHK新人演芸大賞 演芸部門大賞
2003年 第32回上方お笑い大賞 最優秀新人賞
2005年 M-1グランプリ 優勝
2011年 第46回上方漫才大賞 大賞

近年はバラエティ番組で観ない日は無いんじゃないかと思うくらいに活躍しているコンビ!

〈モニタリング〉等でのコメントも好きですっ。

 

漫才では吉田さんのネチネチとしたボケに、小杉さんが呆れながらも鋭くツッコんで行く、というスタイルですね。

吉田さんのネチネチさから「言いがかり漫才」が多い印象。

徐々にヒートアップしていく様からも、喧嘩のように見えるのも毎回のことです。

とは言えあれだけのエネルギーを使って漫才をし続けるのは至難の業!

 2004年 アンタッチャブル

大会期間 2004年9月4日~12月26日
総エントリー数 2,617
司会者(計2名) 今田耕司
井上和香
審査員(計7名) 西川きよし(元:横山やすし・西川きよし)
南原清隆(ウッチャンナンチャン)
大竹まこと(シティボーイズ)
島田洋七(元:B&B)
春風亭小朝
ラサール石井(コント赤信号)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)

この年から司会者は2名に。

また審査員にも変動が出ています。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 アンタッチャブル
(2)
673点
(6票)
2位 南海キャンディーズ
(初)
639点
(1票)
3位 麒麟
(3)
〈敗者復活戦組〉
634点
(0票)
4位 タカアンドトシ
(初)
615点
5位 笑い飯
(3)
615点
6位 POISON GIRL BAND
(初)
603点
7位 トータルテンボス
(初)
587点
8位 東京ダイナマイト
(初)
583点
9位 千鳥
(2)
582点

決勝進出2回目ながら、ファーストラウンド1位通過・最終決戦最多獲得票で優勝に輝いた『アンタッチャブル』!

ファーストラウンドでは2位の『南海キャンディーズ』に、34点差という圧倒的な差を付けて1位に。

 

ちなみにこの点数(673点)は、2019年『ミルクボーイ』が現れるまで「歴代最高得点」を維持していました!

 

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アンタッチャブルってどんなコンビ?

左から、山崎・柴田

所属事務所 株式会社プロダクション人力舎
デビュー年 1994年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 柴田 英嗣・山崎 弘也
ネタ作り担当 柴田 英嗣・山崎 弘也
受賞歴 1998年 OWARAIゴールドラッシュII 第11回優勝
1999年 OWARAIゴールドラッシュII 第3回 グランドチャンピオン大会優勝
2004年 爆笑オンエアバトル 第6回チャンピオン大会優勝
2004年 M-1グランプリ2004 優勝

1994年デビューと意外にも芸歴の長い2人。

山崎さんこと「ザキヤマ」のキャラクターと活躍が目立ちますが、柴田さんも中々のパンチキャラだと思っています!

恐らく、相方が変われば柴田さんがボケ担当でも十分に活躍できたのではと思う程。

 

『アンタッチャブル』では、奇怪な山崎さんのボケに、柴田さんが瞬時に強くツッコんで行くスタイルをよく見かけます。

山崎さんは「アドリブをよく混ぜる」ことでも有名で、対して柴田さんも急な対応に追われながらも確実に「笑い」に持って行くことから、2人とも実力が相当高いのだろうなといつ観ても思いますね!

 2003年 フットボールアワー

大会期間 2003年8月30日~12月28日
総エントリー数 1,906
司会者(計5名) 西川きよし(元:横山やすし・西川きよし)
今田耕司
山寺宏一
中山エミリ
小池栄子
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介)
松本人志(ダウンタウン)
南原清隆(ウッチャンナンチャン)
島田洋七(元:B&B)
ラサール石井(コント赤信号)
大竹まこと(シティボーイズ)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)

昨年から司会者は配置換え無し。

一方で審査員は若干の変動が出ています。

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 フットボールアワー
(3)
663点
(4票)
2位 笑い飯
(2)
656点
(3票)
3位 アンタッチャブル
(初)
〈敗者復活戦組〉
616点
(0票)
4位 2丁拳銃
(初)
608点
5位 りあるキッズ
(初)
601点
6位 スピードワゴン
(2)
572点
7位 アメリカザリガニ
(3)
564点
8位 麒麟
(2)
554点
9位 千鳥
(初)
552点

ファーストラウンド1位通過、そして最終決戦でも最多獲得票の『フットボールアワー』が王者に!

初年度から毎年決勝戦まで進んでいる事からも、彼らの実力が伺えます。

 

ちなみに後の王者となる『アンタッチャブル』は敗者復活戦組ながらも、3位と言う好成績を残して有名になりました!

 

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フットボールアワーってどんなコンビ?

左から、岩尾・後藤

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 1999年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 岩尾望・後藤輝基
ネタ作り担当 岩尾望・後藤輝基
受賞歴 2000年 第21回ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞
2001年 第31回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
2002年 第32回NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞
2002年 第37回上方漫才大賞 優秀新人賞
2002年 第31回上方お笑い大賞 最優秀新人賞
2003年 第1回MBS新世代漫才アワード 優勝
2003年 M-1グランプリ 優勝
2004年 第39回上方漫才大賞 大賞
2004年 第33回上方お笑い大賞 最優秀技能賞

M-1グランプリ以外にも、デビューの翌年から様々な賞を受賞していたコンビ!

(こんなに多く獲得しているとは知りませんでした……)

 

声質を含む岩尾さんのどこかまったりとしたボケに、後藤さんの激しく、厳しいツッコミ“良いギャップ”を生んでいると思います。

「今どきの……」というよりは「昔ながらの漫才」という表現が似合う芸風ですが、速すぎない分かりやすい漫才が人気なのではないでしょうか?

 2002年 ますだおかだ

大会期間 2002年8月24日~12月29日
総エントリー数 1,756
司会者(計5名) 西川きよし(元:横山やすし・西川きよし)
今田耕司
山寺宏一
中山エミリ
小池栄子
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介)
松本人志(ダウンタウン)
大竹まこと(シティボーイズ)
立川談志
ラサール石井(コント赤信号)
島田洋七(元:B&B)
中田カウス(中田 カウス・ボタン)

第2回目からは司会者が3→5名に増え、俳優の他にも声優を起用したりとバラエティに富んだ配置となりました。

この年から「敗者復活戦」も導入され、大会は益々盛り上がることに!

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 ますだおかだ
(2)
612点
(5票)
2位 フットボールアワー
(2)
621点
(2票)
3位 笑い飯
(初)
567点
(0票)
4位 おぎやはぎ
(2)
561点
5位 ハリガネロック
(2)
545点
6位 テツandトモ
(初)
539点
7位 スピードワゴン
(初)
〈敗者復活戦組〉
535点
8位 ダイノジ
(初)
534点
9位 アメリカザリガニ
(2)
525点

2年連続で決勝の舞台に立ち、見事に優勝を掴んだ『ますだおかだ』!

ファーストラウンドでは『フットボールアワー』に1位を譲りましたが、最終決戦で7人中5票を獲得して見事、2代目王者に輝きました!

 

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ますだおかだってどんなコンビ?

左から、岡田・増田

所属事務所 松竹芸能株式会社
デビュー年 1993年
ネタ区分 漫才
メンバー 増田英彦・岡田圭右
ネタ作り担当 増田英彦
受賞歴 1994年 第15回ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞
1994年 第24回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
1994年 GAHAHAキング 3代目チャンピオン
2001年 咲くやこの花賞 大衆芸能部門
2002年 第37回上方漫才大賞 大賞
2002年 M-1グランプリ 優勝

デビューの翌年には新人賞を受賞している、超優秀なコンビ!

バラエティ番組では岡田さんが一発ギャグなどでボケまくる姿を見かけますが、漫才ではツッコミ担当です。

 

増田さんのローテンションなボケに、岡田さんのテンション高めなツッコミが入る!という構図。

一時期はバラエティ番組でしか姿を見かけませんでしたが、近年はネタ番組でも顔を見かけるようになりましたね^^

 2001年 中川家

大会期間 2001年9月9日~12月25日
総エントリー数 1,603
司会者(計3名) 島田紳助
赤坂泰彦
菊川怜
審査員(計7名) 島田紳助(元:紳助・竜介
松本人志(ダウンタウン)
鴻上尚史
ラサール石井(コント赤信号)
春風亭小朝
青島幸男
西川きよし(元:横山やすし・西川きよし)

記念すべき第1回目の大会!

もう20年前のことになるんですね……(しみじみ(´ー`))

決勝戦結果

決勝戦結果順位 出場者
(決勝戦進出回数)
ファーストラウンド得点
(最終決戦獲得票)
優勝 中川家
(初)
829点
(6票)
2位 ハリガネロック
(初)
809点
(1票)
3位 アメリカザリガニ
(初)
796点
4位 ますだおかだ
(初)
770点
5位 麒麟
(初)
741点
6位 フットボールアワー
(初)
726点
7位 キングコング
(初)
707点
8位 チュートリアル
(初)
637点
9位 DonDokoDon
(初)
614点
10位 おぎやはぎ
(初)
540点

初代王者に輝いたのは出場チャンスラストイヤーでもあった、『中川家』!

ファーストラウンド・最終決戦共にトップバッターを切った彼ら。

 

初大会・そしてトップバッターとなれば、審査得点は控えられる傾向にあります。

ですがそれを覆す程の圧倒的な「笑い」を提供して、誰もが納得する優勝コンビとなりました!

 

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中川家ってどんなコンビ?

左から剛・礼二

所属事務所 吉本興業株式会社
デビュー年 1992年
ネタ区分 漫才・コント
メンバー 中川剛・中川礼二
ネタ作り担当 中川剛・中川礼二
受賞歴 1995年 第30回上方漫才大賞 新人賞
1996年 第17回ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞
2001年 第30回上方お笑い大賞 最優秀技能賞
2001年 M-1グランプリ 優勝
2002年 第40回ゴールデン・アロー賞 芸能賞
2009年 S-1バトル 月間チャンピオン(11月)
2010年 第45回上方漫才大賞 大賞
2019年 第54回上方漫才大賞 大賞

漫才からコント、モノマネまでこなす芸達者な兄弟コンビ!

今やベテランの域ですが、「売れるとバラエティへの出演が増え、ネタ披露の機会が減少する」というジンクスを覆す程に、新しい挑戦をし続けているコンビでもありますね。

ファンとしては嬉しい限りです!

 

テレビで「同じネタ」を観ることはあっても、「全く同じネタ」を観ることはほぼありません。

小ネタを入れたり、少し脱線したり……。

だからこそ、「中川家はいつ観ても面白い!」

そう思います^^

注目!ベストアマチュア賞

(出典:M-1グランプリ

ベストアマチュア賞とは2016年から開始した企画。

その名の通り「アマチュア漫才師の応援」を目的とし、その年最も上位に進出したコンビに贈られる賞です。

ここからプロとなったコンビも多数おり、密かに注目されています!

年度 コンビ名 最終成績
2021年 ?? ??
2020年 ガーベラガーデン 2回戦進出
2019年 ラランド 準決勝進出
2018年 漫画家 準々決勝進出
2017年 完熟フレッシュ 準々決勝進出
2016年 晴天サンティ 準々決勝進出

大学生から、小学校や塾の先生、プロの漫画家まで。

様々な立場の人が参加するのも大会の魅力です^^

面白い!歴代優勝者ランキング

 

発見

2020年までに16組もの「日本一面白い若手漫才師」を輩出してきたM-1グランプリ!

しかしながら、「歴代チャンピオンでは、どのチームが一番面白いのか?」

 

ーーということで、

筆者的、『面白い!歴代優勝者ランキング』を作成しました‼

順位 チーム名 おすすめ漫才
16位 とろサーモン お葬式
15位 ますだおかだ カッコいいコンビ名
14位 銀シャリ 子供の頃の歌遊び
13位 マヂカルラブリー 算数
12位 霜降り明星 アンパンマン
11位 トレンディエンジェル K-POP
10位 笑い飯 羨ましい事
9位 チュートリアル チリンチリン
8位 フットボールアワー 煙草を止めろ!
7位 アンタッチャブル プロポーズ
6位 ブラックマヨネーズ 朝起きられへん
5位 パンクブーブー 本当にあった怖い話と、適当に作った長~い話
4位 ミルクボーイ おかんの忘れた「食パンの袋に付いているヤツ」
3位 NON STYLE 野球部
2位 中川家 通販番組
1位 サンドウィッチマン 花嫁の手紙in結婚式

と、こんな感じになりました!

 

個人的に上位のコンビは「外したネタ」を観たことが無いほど、いつもレベルの高い漫才を披露している印象があります。

歴代大会はDVDや動画配信サービスで観られる!

VOD

M-1グランプリは「当日見逃した方」「何度も繰り返し観たい!」という方向けに、DVDが発売されていたり、動画配信(VOD)サービスでいつでも・どこでも視聴できるようになっています。

 

過去の激戦をもう一度観たい方におすすめです^^

動画配信サービスを利用しよう編

DVDを購入&レンタルをしよう編

まとめ

お笑い

歴代大会を振り返ってきました。

資料元は公式ホームページやWikipediaから拝借したものが多いですが、

ーーまとめるだけで大変でした(笑)

 

一覧にして見てみると、色々見えてくるものはありますね!

気になったポイント

吉本勢は強い!

◇ 長い歴史の中でーー、

解散してしまったチーム

→いわゆる「消えた」と話されるチームも

何千組の中から勝ち上がったとしても、安定的に芸能活動が出来るわけではないことが良く分かりました…。

 

今や全国区で注目されるお笑い大会の1つ!

こういった大会は今まで知らなかった芸人さんを発掘できる機会でもあるので、今年も楽しみにしています!^^