〔ファンタジー漫画〕
LINEマンガで連載されている、原作は韓国小説のコミカライズ版の作品。
毎週月曜日に更新されるのですが、今回は84話のネタバレ感想となります(^^♪
未だ東大帝国から出られないナビエ。ソビエシュは再婚の阻止に躍起になっており……?
前話はこちら
84話のネタバレ感想
再婚を阻止する方法
東大帝国の皇室では、ソビエシュと臣下たちが歴史書や法典をを全て確認してナビエの再婚を阻止する動きが強まっていました。
ただ、血眼になって探しているのは実質ソビエシュのみ。
皇族の婚姻は大神官に権限があり、皇帝が単独で覆せるものではないんですよね(´・_・`)
分かりきったことを調査させられる臣下たちが可哀そうだよ……
そのことを十分に理解しているカルル侯爵とピヌル伯爵は意を決してソビエシュに意見をします。
「再婚を阻止する方法は無い」と。
けれど、「離婚を取り消した事例はある」。
例えばソビエシュがナビエへの離婚を取り消したとすると、ナビエはハインリとの重婚となってしまうため、必然的に再婚は消滅するという考え方ですね。
……恐ろしいです。実現してしまうとナビエやハインリの今までの我慢と努力の日々が水の泡になってしまうことに(;_;)
が、ソビエシュは「離婚を取り消す」ことは無さそうです!
曰く、離婚までしたのはラスタの子を皇族と認めるためだから。
自身の初の子を「皇族と認めさせ、跡継ぎにする」ことに、そこまでの執着心があるんですね……。
「ナビエが不妊でさえなければ、こんなことをしなくても良かったのに」
若干付け足していますが、ソビエシュの心の声です。
まるでナビエに全ての責任があるかのように発言していますが、そもそもの元凶は薬が入ったクッキーをナビエに誤って食べさせたソビエシュにあります。
あの時、母親(前皇后)に嘘をつかずに話していればーー。
こんな事態にはなっていなかったと思うのですが(-“-)
そしてナビエが本当に不妊であるという証拠はありません!
ソビエシュが勝手に思っているだけで、その薬が本当に効いているのかは誰も分からず。
この辺りの言動や考え方を見ていると、彼は本当に思い込みが激しいタイプですね(-_-;)
自分で虚無の事実を作り上げて全責任をナビエに押し付ける……
ソビエシュの考え方が怖くなってきたよ
トロビー公爵家には
一向に進まない調査にソビエシュは痺れを切らし、ナビエの実家であるトロビー公爵家へ向かいました。
ーーが、既にナビエはおらず(´▽`)
対応をしたのはナビエの両親。
どうやら「いつの間にか消えていた」という体で通すようです!
ここのシーンはパニックとなるソビエシュに対して、トロビー公爵夫人の表情が怒りを表しているように見えました。
思い返してみれば唯一の跡取りであるコシャール卿を追放刑にしたり、大切に育てた娘よりも側室を皇后とするために離婚したり、かと思えば再婚を邪魔したり、トロビー公爵夫妻からの謁見願いを拒否したり……。
特にナビエは周囲から「完璧な皇后」と言われる程の能力の高さを誇っていました。
そしてナビエからラスタに危害を加えたことなどもありません。
あまりにも理不尽で勝手な行動が多すぎて、皇帝陛下として敬えないのも分かりますね(´・_・`)
けれどソビエシュにはそのことが理解できないようでーー(‘_’)
エルギ公爵が裏切ったと分かり、騎士たちに対して命令を下すのでした。
「前皇后が逃げたから捜索し、捕えろ」と!
まるでナビエが罪人のような扱い……!
そんなことをする権利はソビエシュには無いと思うんだけど
東大帝国から去る時
時は遡り、エルギ公爵に必要な荷物だけ持って来るように言われたナビエ。
ナビエは自室にて小さめのバックに金銭ではなく、思い出の品を詰めていきます……。
両親にも別れの挨拶をし、エルギ公爵を待ちますが、その姿はどこか切なくて(´・_・`)
自分の生まれ育った家や、慣れ親しんだ国から密かに離れなければいけない。
本人にとってもどこか虚しい気持ちはあったと思います。
そんな空気を割るように入ってきたのはーー、
ハインリ!
ニコニコとナビエの手を握るその姿は、まるで飼い犬と主人!(エルギ公爵談)
ナビエを見つけた途端に走り寄っていく姿が微笑ましかったよ~
ちなみに3人で馬車へ向かう最中、ちらっとエルギ公爵の話が出てきました。
どうやらエルギ公爵と、彼の親とは性格が似ていないそう(゜゜)
彼の情報が出てきたのはほぼ初めてではないでしょうか?
ーーもしかしたら今後、何か関係してくるかも?
馬車の中
馬車の中には仕掛けが施されており、ナビエは椅子の下の空間に潜り込むことに。
これで外から見ればハインリとエルギ公爵しかいないように見えるわけですね!
公爵令嬢であり、大国の皇后でもあったナビエがこんなに狭い所に入るのは初めてではないでしょうか?(笑)
馬車の揺れで時たま頭をぶつけてしまいながらも、何とか東大帝国の国境まで向かって行きます。
ナビエが頭を何度かぶつけてしまう際に、上にいるハインリとエルギ公爵の会話が「本当に仲が良いんだろうな」と思わせるようなやり取りでした(´▽`)
1人は王という立場ですが、良い友人関係を築いていますね♪
そして眠ってしまったナビエ。
次に目を覚ました時、見えたのは差し込む光とーー、嬉しそうなハインリの姿でした!
ハインリの台詞が本当に王子様!
気遣いも出来て、ナビエは最高のパートナーを見つけたよ♫
あと、もう少し
ここからはエルギ公爵と別れ、2人で向かう様子。
去り際に「王妃殿下」と呼んだエルギ公爵に対して、笑顔になるハインリ。
どちらかと言えばハインリの方が嬉しそうなんですよねー(笑)
ナビエは商団(隊を組んで商品を売る集団)で西王国へ向かうことに。
そしてハインリは1人で向かうと。
ここから少しの間2人は分かれることになりますね。
ハインリは鳥に変身するつもりなのかな?
東大帝国からの脱出。西王国の入国まであともう少し。
最後に
ソビエシュはどこまでもナビエは自分のものだと思っているようですねーー(-“-)
自身の行ったことを振り返れば、ナビエを責めることなど出来ないはずなのですが。
今ナビエの周囲にいる人たちが皆良い人で安心です(*´▽`*)
あともう少しでソビエシュの手が届かない所まで行けます!
その瞬間が楽しみですね(^^♪
再婚承認を要求します 85話【ネタバレ感想】※未更新※